![]() マメ科 Cassia siamea Lam. 名称 タガヤサン【鉄刀木】 Bombay blackwood 分布 インド・タイ・ミャンマー・セイロン・フィリピン。 木材 唐木の貴重材。 心材は暗褐〜黒色で黄褐色の条斑があり、特有の紋様をあらわす。辺材はほぼ白色で、大気にあたると黄変する。心辺材の区別は明瞭。 木理は緻密であるが肌目は粗い。光沢ある材面は美しい。強靭堅硬だが辺材は柔らかい。 耐朽・保存性は心材においては高いが、辺材は低い。切削・加工は困難。割裂も困難、乾燥も容易ではないが、表面仕上げは良好で磨くと光沢を放つ。 気乾比重0.80 用途 心材は家具、工芸品、仏壇、建築材、器具(ステッキ・象嵌)、船舶など高級・装飾的用途に用いられる。辺材は燃料以外ほとんど役に立たない。 備考 その堅さ重さから“鉄の刀のようだ”として、鉄刀木と名付けられたといわれている。 加工中にでる暗粉状物質が眼の炎症を引き起こすことがあるので、加工時は注意する必要がある(加工中以外は問題ない)。 |
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