ナラ Nara ブナ科 Quercus crispula Blume 名称 ナラ【楢】 ミズナラ【水楢】 オオナラ Japanise oak 分布 南樺太・南千島・北海道・本州・四国・九州・朝鮮・中国東北。 タモと同様、北海道産が質・量ともに有名である。 木材 堅密な有用材。心材は黄褐色、辺材は淡紅白色で幅広い。両材の境界はやや明瞭。 肌目は粗い。柾目面に美しい虎斑をあらわすのが特徴。 耐朽・保存性は中程度、ただし辺材では低い。切削・加工はやや困難であるが、表面仕上げは良い。割裂困難。強固な材だが、従曲性に富んでいるので曲木にも適する 気乾比重0.68 用途 材は家具、建築材、工芸品、運道具、器具材、船舶、車両、洋酒樽、曲木、合板(インチ板・コフィンボード)、薪炭、椎茸の榾木など幅広い。 備考 人工乾燥が最も困難なものの一つで、割れその他の欠点がでやすく注意が必要である。 柾目に非常に美しい紋様がでる。虎の毛の斑点に似ていることから虎斑(とらふ)という。 |
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