東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

このたび震災の直後より、伝統工芸に携わる私たちに何ができるのかを日々考えて参りました。

いま伝統工芸にできることは、懊悩たえずとも、歩みをとめず、手をうごかし続け、これまで以上に多くの方々に日本の伝統文化に触れてもらい、時代と人と文化をつなげる紐帯として「継承する力」「和の心」を結び伝え続けることだと改めて実感しております。

第51回東日本伝統工芸展が4月20日から東京日本橋三越にて行われます。東北・関東をはじめ、北海道・甲信越在住の作家による伝統工芸展です。ぜひご観覧ください。

会場:東京日本橋三越本店 新館7階ギャラリー【入場無料】
日程:平成23年4月20日〜25日 午前10時〜午後7時(最終日は午後5時30分まで)

作品解説(各日12時30分より会場にて。参加無料)
  • 陶 芸:4月20日(水)唐澤昌宏
  • 染 織:4月21日(木)道明三保子
  • 人 形:4月22日(金)諸山正則
  • 漆 芸:4月23日(土)増村紀一郎
  • 金 工:4月24日(日)長野垤志
  • 諸工芸:4月24日(日)久保かよ子 ※午後2時より
  • 木竹芸:4月25日(月)竹内順一

伝統工芸展で木工芸を見学するときのイロハ

  1. 近年は、象眼や螺鈿などを細かくほどこした細工が好まれる傾向にあるようです。表面だけでなく、縁や端などの細部を見てみましょう
  2. 一枚板で大きくとったものは、木の杢、木目をみてください。つくった人は、その杢を活かしたいと考えて創作するケースが多いです。
  3. 箱物は、ぜひ中を見てみましょう。係員の方に「作品の蓋をあけて中をみせてほしい」と頼んでみましょう。ただし、絶対に素手で触らないでください。
  4. 予定があえば、作品解説(ギャラリートーク)に参加してみましょう。専門家が作品の見所、作家の特徴や作風などをわかりやすく案内します。